岡山へ移住しちゃった

横浜から岡山の牛窓へ移住した日々の出来事を書き込みます。田舎での暮らしぶりや移住に到るまでなどこれから移住を考える人の参考になれれば嬉しい

-命吹-新たに命を吹き込む

ありがたい まいにち ー真備にてー

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岡山に移住し、身体を鍛えることを始めて3カ月。

 

お陰で走ることが出来るようになった。

 

自分の身体に「ありがとう。」と感謝をしたい。

 

 

ー真備にてー

 

(今日はとても素敵な一日だった。)

 

 

朝、子ども達が来る前にテントやタープを準備。

 

陽射しが強く既に汗だくになる。

昨日深夜まで「タツ」とお酒を飲み語らったのだが、その眠気もやってくる。

 

体力持つかな💧と不安がよぎる

 

子ども達がぞくぞくと車でやってきた。

当たり前だが、元気いっぱい、遊ぶ気満々。

 

「先生!」

「シュンちゃん!」

「シュンスケ!」

 

色んな風に呼ばれるが、呼び名などなんだっていいのだ。

 

こっちはギアをセカンドに入れる。

さぁ。遊ぶぞ。

 

今日のタイムスケジュールはこうだ。

・勉強タイム

・英会話レッスン

・クッキング

・お昼ごはん

・公園遊び

 

まずは勉強タイム。

 

勉強を教えることに関しては、僕はプロだ。

どうすれば勉強が出来るようになるかを長年研究して来た。

教え方も様々な手法を持ってる。

 

しばらくは子ども達の観察に時間を当てる。

 

・どのくらい出来るのか

・どこでつまづくのか

・「わかりません」って言えるのか

・どんな解き方をするのか

etc

 

今日は、一人の男の子の算数をみてみた。

ふむふむ。

どういう風に考えて答えを出そうとするのか、どうして間違っちゃうのか、少し見えて来た。

 

英会話レッスンは、オーストラリア人の先生がスペシャルゲストで来てくれた。

 

子ども達を引き付けるのがとても上手い。

名前をすぐに覚える。

子ども達の名前を間違わずに呼ぶ。

分かりやすい英語を使ってくれる。

 

プロだと思った。

 

そして、「凄いな」って思ったのは、その後のクッキングもお昼ごはんも公園遊びも全部参加してくれて、遊びながら自然な英語を教えてくれたことだ。

 

子ども達とディアナを車に乗せて、真備総合公園へ向かう。

車の中でディアナと英語で話すのに一生懸命になってたら、子どもから

 

「先生。なんでこんなにゆっくり走ってるの??前の車行っちゃうよ!」と突っこまれた。

 

ディアナと二人、大爆笑。

 

「ごめんごめん。先生は二つのことを同時に出来ないの!(笑)」

 

真備総合公園は前にも来たことがある。

 

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自衛隊がお風呂を作ってくれていて、ボランティア活動でドロドロになった身体を癒させてもらいに来たのだ。

 

今は仮設住宅がいくつも建っていた。

真備の現実を垣間見ることが出来る。

 

公園でたくさんたくさん遊んだ。

たくさんたくさん走った。

いろんな種類の鬼ごっこをした。

 

氷鬼、かくれ鬼、どろけい、秘密警察、レンジでチン etc

 

大きな滑り台で、横一列に並んで競争もやった。

子ども達の笑い声が辺りに響き渡る。

 

帰りの会で「キヨ」が子ども達に質問をした。

 

「今日は何が一番楽しかったですか?」

 

子ども達が続々と手を挙げる。

 

おお!流石は元小学校の教員だ。

発問が素晴らしいし、子ども達が手を挙げて発言する空間を見事に作り上げている。

 

「公園で遊んだのが一番楽しかったです!」

「僕も公園で遊んだのが一番楽しかったです!」

 

良かった!走った甲斐があった。

 

でも、スタッフ達は待ち侘びている言葉があった。(みんなそう思っていたと思う)

出てくるか?きっと出てくるはずだ。

 

「英語の時間が一番楽しかったです!」

 

出た!ナイス過ぎる!

「キヨ」がすかさずコメントを返す。

 

ディアナは嬉しそうに笑ってた。

ディアナやキヨ、タツの緩む表情を見て僕の表情も緩む。

 

子ども達を見送り、残った「マル」とディアナと3人でドッチボールをした。

 

「マル」良かったな〜。

ディアナ先生を独り占め出来て、マンツーマンの英会話レッスンだよ

 

「マル」はそんなことお構いなしにドッチボールに夢中。

 

今日はたくさん走った。

たくさん走れた。

 

岡山に来ていなければ、こんなこと出来なかった。

子ども達と全力で走れるようになるなんて想像していなかった。

ずっと願っていたことが一つずつ叶っていくような気がする。

 

今という時間は、過去に自分がして来た選択の結果が現れる。

 

僕は自分でいくつもの選択をした

  • 岡山に移住すること
  • 身体を鍛えること
  • 真備にボランティアに行くこと
  • 定期的に子ども達に会いに行くこと etc

 

それらが連なって今の瞬間に巡り会えた。

 

この3ヶ月、自分の身体には無茶とも言える要求をしたと思う。

「よく付いて来てくれた」と自分の身体に感謝をしたい。

 

「走れる」って本当に幸せだ。 

 

ー追記ー

今日ディアナから教わった英語

peekaboo

「いないいないばあ」