全国の若者(15歳〜39歳)の引きこもりの数 54万人 (岡山県美作市の人おこしシェアハウスに行って来ました)
全国の若者(15歳〜39歳)の引きこもりの数 54万人
今日は、その引きこもりの若者に対してシェアハウスを提供し、支援を続けている「人おこし」のスタッフ 「能登さん」に会いに行って来た。
2万人のうち約半数が65才以上というから、2人に1人はお年寄りということになる。
人おこしのシェアハウスは、そんな山村にある
シェアハウスには、現在14名の若者が入居している。
(男性:11名、女性:3名)
今日一緒に活動させて頂いた女性は茨城からやって来たというから凄い。
彼女はこんなことを言っていた。
「職員さんも優しいから、ここなら安心して過ごせると思った」
茨城からやって来てまだ1ヶ月だそう。
何より凄いのは、これまで運営を続けて来た約3年間で8名もの若者がシェアハウスを卒業し、一人暮らしを始め、自分の道(就職や専門学校への進学、海外へ出るなど)を見つけ活動していることだ。
引きこもりから脱することが出来たということだ。
田舎には、人を癒す力がある
これは能登さんも仰っていたし、私の自論にもなっている
・田舎の風景は、目にも心にも優しい
・田舎に暮らす人は穏やかで優しい人が多い
・農家さんは優しい人が多い
・植物を育てることや土いじりは、ヒーリング効果がある
農園空さん
今日は、能登さんのご好意でシェアハウスを見学させて頂いただけでなく、農園空さんへ入居している若者2人と一緒に同行させてもらった。
農園空さんは、自然栽培で広大な敷地で作物を育てられています。
農園空さんのFBを見てみたら、今日の作業風景がアップされていたので使わせてもらいました。
黒豆
「黒豆の葉を落とす作業があるのですが」という発言に、若者2人とも食いついてた
「やってみたい!!」
僕は、「ぬおっ!!」って驚いてしまった。
僕はなんとなく想像したけど、大変な作業だよ〜っ。きっと。て思ってしまった。
(農業慣れしてきた私です)
しかし、皆でやる農作業はなかなか楽しく、おしゃべり全開でやったので笑い声もチラホラ。
「いやー。助かりました。」って農園空さんの言葉がやけに嬉しい。
お礼にと、京水菜やら白菜やらレタスやらいろいろ頂きました。
やったことないことやるのって楽しいね。
とにもかくにも、このようにして「生きづらさ」とか「居場所の無さ」とかを感じて、家に籠っていた若者が、農作業をしているのだから凄いことだなって思う。
これからもちょくちょく、能登さんに会いに美作まで遊びに行こうと決めた今日でした。
ー追記ー
能登さんのいる「人おこし」については↓をご参照ください